適応障害 症状と治療の記録

治療効果を高めて復職後の再発防止を目指すブログです

カテゴリ:リハビリ > 環境理解

適応障害 環境と復職理解

休職63日目です。

復職プログラムもいよいよ最終回です。環境と復職理解(3日目)で作成したエコマップを再度作成しました。それによると私のストレッサーは次の通りでした。

コンプライアンスくそくらえ!な元ヤン顧客
社レク参加を執拗に強要し、賭博要素を盛り込み金銭を要求してくる。

発達障害に気付いていないプライドMAXなチームリーダー
感受センサーがぶっ壊れているため、部下にセクハラやパワハラをしても気付かない。スケジュール管理ができない。文書作成などで細かいミスが多い。

感情暴走族なスタッフA
集中力がない。ミスが多い。不満なことがあると、感情的にぶつけてくる。元ヤン顧客と仲良し。

孤高の反抗期なスタッフB
基本不機嫌そう。会話の際は口調がきつい、冷たい、時にけんか腰。元ヤン顧客と仲良し。

目標や目的を開示しない無気力上司
「努力しても評価されない」と言われた。上司がやるべきことをやらない。他の部下からその上司の不平不満を聞かされる(かなりぼろくそ)。
これらが主なストレッサーであることを改めて確認しました。こんなヤバイ連中とどう付き合っていくのか?結局休職して変わったのは自分だけなんですね。だけどこれがすごく大切で、上記の様に感じているのはまさに「自分自身」なんです。

相互理解(4日目)で触れたメラビアンの法則。コミュニケーションにおける言語要素はたったの7%でそれ以外は表情や態度、声の大きさなどの非言語(ノンバーバル)な情報を受け取って刺激を理解すると言うものがありました。

それを、過去の経験や幼少期のしつけによって「恣意的推論」や「個人化」といった考え方の癖が作用し、アサーティブなコミュニケーションを阻害してストレスを受けるというものでした。

長年経験してきた癖はそう簡単に変わりません。なので、次の施策を都度、日々、実施したいと思います。てかやらないとまた休職するはめに・・・(汗)
  • ストレスを感じたらその都度感覚を受け止める(メタ認知
  • 落ち着いたらアサーション的にどうするか決める
  • 帰宅後マインドフルネスを実施する
  • 帰宅後一日の出来事を振り返って再度感覚を受け止める
  • ストレスのはけ口として酒に逃げない
というわけで、2か月のリハビリプログラムが終了したわけですが、気が付けばあっという間の2か月でした。アサーションや認知行動療法という言葉は、頭でなんとなく理解していたつもりでしたが、実際に取り組んでみるとまったくできていなかったことが分かりました。できていればこんなことにならないわけです。

残りの人生をハッピーなものにするために、今までの自分とは決別して新しい人生をスタートする気持ちで再スタートしたいと思います。復職グループの指導に当たってくださった精神福祉士のOさん、Uさん、Sさんお世話になりました、カウンセラーのOさん、最後はビジネス談義で盛り上がってしまいましたが、ぶっ壊れかけた私と真摯に向き合ってくださりありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。

当ブログはとりあえず最終回になりますが、同じ経験をされて復職に向けて取り組んでおられる方や、日々ストレスに悩んでおられる方のつながる場となればと考えております。

何かあれば気軽にメッセージを送ってください。各エントリーのコメントや専用のメッセージでもお受けできます。

それでは〆たいと思います。
私にも、あなたにも、素晴らしい人生が訪れますように!
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適応障害 復職理解
休職62日目です。

いよいよ復職プログラムも残すところあと1日になりました。木曜日担当のスタッフの方ともお別れなので、きちっとお別れの挨拶をしてきました。(また機会があればっていうのはあまりよろしくないので・・・)

さて、社会人になってから2か月という長期休暇は初めてで、きっかけはメンタルトラブルですが、これからの人生がより良いものにするために自分自身を見つめなおすいい機会になりました。

リハビリで行った認知行動療法や断捨離を通じてすっきりした人生の再スタートが切れそうです。せっかくのリスタートなので、新しい時を刻む意味を込めて、記念にお気に入りの腕時計を買いました。

株式会社knotブランドの製品は、高品質をリーズナブルな価格で提供されており、洗練されたデザインもさることながら、モノづくりに対するこだわりやビジネスモデルが秀逸です。一発でファンになりました。株式会社knotは素晴らしい会社ですね。

会社にも製品にも惚れちゃったので、思わず星ヶ丘のギャラリーまで行って購入してきちゃいました!素敵なお店でした。購入したのはクロノグラフCC-39SVWH1に、栃木レザー NATOタイプ ストラップNT1-18BRSVを組み合わせてみました。スタイリッシュです。
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さてここからが本題です。環境と復職理解(3日目)で実施したエコマップをやるのかと思って準備していたのですが、エコマップではなく、どのような事にストレスを受けるのか、そしてそれらのストレスにどう向き合っていくのかを自己開示するワークを行いました。

結局私の場合、苦手な人、上司、部下、顧客とのコミュニケーションに対してストレスを受けていました。密にコミュニケーションをとっても、本当に理解しあうことはとても難しいです。なので余計な期待はしないに限ります。具体的なストレス対策は次の通りです。

ストレス対策
  • 刺激に対する感情を受け止めたままにせずきちっと感じる
  • 疲労に対してアロマで常にリフレッシュする
  • 寝る前やお昼休みを活用してマインドフルネスをする
  • お酒でストレス発散しない
  • 職場だけでなく色々な人と雑談する
  • 余分なものを抱え込まずに掃除をまめにする
  • 週末は家に引きこもらずに外出する機会を増やす
ストレス対策がストレスになるといけないので、簡単に取り入れられそうなものをリストしてみました。唯一気になるのがお酒ですね。ストレスマックスの同僚に誘われるんですよ。アサーティブに断る練習しておかないと(笑)

[心理クイズの解説]
環境と復職理解(5日目)で「川を渡る女」という心理クイズを出しました。この話で登場する人物は、あなたが最も大切にしているものになります。一番悪いものが最も大切なもので、順番は優先順位になります。

Lさん・・・LOVE
M君・・・MONEY
B君・・・BUSINESS
S君・・・SEX
H君・・・HOME

いかがでしたでしょうか。ちなみに私はS君を悪者にしました。ってことは「SEX」が一番大事ってこと?確かにいいおっさんなんで夫婦生活はレスですが、欲求不満なんでしょうか・・・

ハニトラに引っかかったり不倫とかに走らないようにしないと(汗)
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適応障害 環境と復職理解
休職61日目です。

復職プログラムも残すところ2回となりました。気付けばあっという間でした。メタ認知やアサーション、自分の危険サインやストレスを感じるシチュエーションなどに対応するための知識とトレーニングをしてきました。

2か月と言う期間はあっという間でした。今まで学んできたスキルは復職してからまた症状が出ないようにするためのトレーニングです。あと2日ですが、今まで学んだことを整理しておかないといけないですね。

さて、今日は環境と復職理解(2日目)のおさらいです。仕事は生活の一部であり、生活が仕事の一部ではないことと、食う、寝る、遊ぶがきちんと出来ていることを意識するようにすることを確認しました。

また、コミュニケーションにおいては、「誰からも尊重され、大切にしてもらう権利」であるアサーション権を自身の責任において行使することを確認しました。

アサーションは自分も相手も大切にするコミュニケーションの方法ですが、誰にでも好かれるための方法ではない事を理解する必要があります。八方美人になるための方法ではないのです。

最後に面白い心理ゲームをやりました。次の状況において、登場人物を悪い順に並べてください。

川を渡る女

Lさんは川のこちら側にいる。恋人のM君が川向うにいる。

LさんはM君の所に行きたいが、橋が流されて渡れない。

船を持っているB君に頼むと、百万円出さなければいやだという。

Lさんはあきらめて、同じく船を持っているS君に頼む。S君は体を要求した。

どうしてもM君に会いたいLさんはS君に体を与え、川を渡る。

ところがM君はLさんのしたことに怒って、Lさんを捨ててしまう。

悲観に暮れるLさんの前にH君がやってくる。

H君は一部始終を見ていたと言ってM君を非難し、よかったら僕と暮らしましょう、といって家に連れて帰った。

さて、悪い順に並べてみてください。
答えは環境と復職理解(6日目)の最後で説明します。
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適応障害 自己理解と考え方の癖

休職59日目です。

いよいよ今週の環境と復職理解のリハビリトレーニングが終わると、来月は復職という流れになります。主治医によると、復職前に会社の産業医と面談してからと言うのが通常の流れだそうですが、会社からは連絡が無いためこちらからメールしようと思います。

さて、本日は自分の戻る職場環境について客観的に理解して、復職後に注意すべき点を整理するものでした。先月とは違い、復職後の状況を具体的にイメージして、刺激にどう対処するかまとめました。
適応障害 環境・復職理解

自分は日本や業界の課題で将来が不安になっていましたが、そもそもそんな大きな問題に自分一人で対処できる問題ではないので、職場環境より外の世界は自分と切り離すようにします。とはいっても会話の話題程度では使えると思います。必要以上に意識しないようにするってことですね。

職場の人間関係において注意すべきは、自分からアプローチする場合に、最終責任のない他人の課題や問題に介入しないようにすることと、無理していい顔して好かれるようにしないことです。

また、他人から自分へアプローチされる場合は、表情は雰囲気、態度などで勝手に推理しないことと、問題はすべて自分のせいだと思わないようにすることです。

上司や会社に対するやり場のない不満は、正規のルートである労働組合を通じて行うようにします。また将来への不安を解消するために、働く日本人の従業員満足度を向上させるための活動を行っていこうと考えています。
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休職34日目です。

昨晩、上司から携帯に電話があり、休職してから初めての電話だったので、若干ためらいましたが出ることにしました。内容は私のリハビリ状況の確認と、現在の職場の状況と若干の業務連絡でした。久々の上司との会話だったためか、スマホを持つ手に若干の震えを感じましたが、睡眠や翌朝の体調に異常はなかったので、症状は改善している思います。

また、リハビリの後で定期診察をした際に、翌々月からの復職を想定している話をした際に、月曜日の復職は再発リスクが高いため、水曜日に休暇を取得することを勧められました。風邪などと同じように病み上がりで無理は禁物ってところでしょうか。復職は慎重にですね。

さて、今日は環境と復職理解(3日目)です。全カリキュラムの最終日で、2か月目の参加者の方々は今日で卒業になります。

今日は、自身の置かれている環境における人間関係のエコマップを作成しました。エコマップとは、以下の通りです。

エコマップ(ecomap)とは、要介護者を中心として、その周辺にある社会資源(家族、 兄弟姉妹、友人、近隣住民、医師、各種介護関連機関など)との相関関係を、ネットワーク として表現した地図のことです。 生態地図とも言われます。

私エコマップの知識がなかったので、適当に書いてしまいました。ちゃんと書き方のルールがあるんですね(汗)
エコマップ識別意味

と言うわけで、私の職場におけるエコマップを作成してみました。青丸は男性、赤丸は女性を表します。ストレスや葛藤のある関係を表す十字線が無かったので、実線上に×で識別しました。×の数1~3でストレスレベルの高い低いを表しています。

職場のエコマップ

希薄な人間関係におけるストレスは、認知の癖のリハビリとアサーションでなんとか乗り切れそうですが、太い線については自力のみで対処できそうもありません。

他人の課題と自分の課題を切り分けて、できるだけ上司と部下Aに対応してもらうように依頼するしかなさそうです。あとは上司に考えてもらうしかないですね。



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